研究開発

☆コンポスト農場生産米の食味・品質分析

 

農  場:

福島県富岡町

分析依頼:

富岡町産業課

分析機関:

双葉農業普及所

分析年月:

平成13年11月

 

コンポスト利用試験ほ場の玄米分析値

【食味】

静岡精機 Foss Electric 社製 Grainspec

(農試)

水分

タンパク

アミロース

脂肪酸度

老化性

スコア

 
コンポスト 15.3 7.1 19.7 12 79 84
化学肥料 15.5 6.8 19.8 11 79 85
1 【食味】
● タンパク質含有量が低い。

 玄米測定値では、8.5%以下が望ましいとされている。

 7%前後は、理想的な数値である。

● アミロース含有量が低い。

 コシヒカリは、あまり大きな変動が見られない品種で、おおよそ21〜19%である。
 このことからも、20%を下回る数値はコシヒカリのなかでも優良といえる。 

● スコア(食味値)が良い。

 上記の2点のことから、食味値が上がったと思われる。
 良質コシヒカリでは90が出ることもあるが、85点以上は素晴らしい数値。 


 

【品質】

静岡精機 品質判定機 RS-2000

(JA郡山市)

良質粒

未熟粒 被害粒 死粒 着色粒 胴割粒 格付
 

コンポスト

87.7 8.4 2.5 0.5 0.1 0.8 A

化学肥料

85.8 11.2 0.9 0.7 0 1.4 S
2 【品質】
● 良質粒の割合が高い。(整粒歩合と読み替える。)

 1等米は整粒歩合70%以上とされている。 
 80%以上は理想的。
 整粒歩合と食味値は比例する。

● コンポストの方が未熟粒が少なく、かつ胴割粒が少ない。 

 土地にあった理想的な生育が確保され、登熟が良好であったと思われる。


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最終更新日 : 2002/01/29 .